マジシャンは無作為に選んだ4人のお客様に各々好きな事柄を心に思ってもらいます。ステージには木製のスタンド(幅35 cm・高さ27 cm)があり、そこに一辺が約25 cmの透明板が立てられています。透明板には4つのフックが付けられ、そこには各々クリップが掛かっていて1から4の番号が指し示してあります。マジシャンは4人のお客様が思った事柄を紙に書いて、各々のクリップに挟みます。そして、4人のお客様に思った事柄を発表してもらうと、紙に書かれた内容がすべてピタリと一致しているのです。透明板は完全に素通しで何かを隠したり、すり替えたりするような所は全くありません。まさに超能力! 「予言の黒板」(
K7356/
W5515他)同様、メンタルマジックの中でも、トップクラスの内容を持った傑作トリックで、その大胆にして奇抜なギミック操作は、これぞマジック! と思わせるものがあります。もちろん「予言の黒板」等と同様、難しい操作は必要ありません。