小さな四角い木製の筒(一辺が35mm角、長さ135mm)の中をよく見せます。筒は左右2カ所と正面に直径2cmほどの穴が開いています。そして、左右2カ所の穴に2枚のシルクを通します。正面の穴から、確かに穴の内側いっぱいの状態でシルクが通っているのがはっきりと見えます。そこで長めのキャンドルに火を点け、シルクの通っている筒に通します。キャンドルは火の点いた状態のまま筒の中を通り抜け、シルクをも貫通して上から顔を出します。キャンドルを抜き取り、筒からシルクを抜き出して見せますが、シルクには焼けこげはおろか、傷1つ付いていません。再び筒の中をよく見せますが怪しいところは見あたりません。筒の中に仕掛けられた巧妙な仕掛けでどなたでも手軽に演じられます。(キャンドルとシルクは付いていません)また「バニシングキャンドル」(
Q6423他)等のキャンドルトリックとの併用も効果的です。