マジシャンは1本の赤いウォンド(長さ29cm・直径13mmの木製で両端はゴールドのメタルカバー付)を取り出し、魔法をかけようとします。ところが全く魔法がかかりません。そこでウォンドを一撫ですると、赤いウォンドが目の前で黒いウォンドに変わってしまいます。この黒いウォンドで魔法をかけると…、今度はうまくいったようです。といったぐあいにあなたのショーの中でのアクセントとして利用できる、手軽でやさしいトリックです。色を変えたウォンドは、そのまま続けて普通のウォンドとして他の演技に使用できますし、また元の色に戻したりと、繰り返し色を変えることもできます。ウォンドを使ったマニピュレーションや、例えば「ネットチューブファンタジー」(
N4111)のスカーフをチューブに入れるとき、ウォンドを取ってきたり、置きにいったりする動作で手の中に隠したものを処理したり、反対にこっそり品物を取ってきたり等々、ウォンドの使い方はいくらでもありますね。