「シカゴの四つ玉」はボールを指の間で出現させたり消失させたりするもので、シカゴのマジシャンが完成させたことからこのように呼ばれています。そして、ここに発表する「DPG シカゴの四つ玉」は、まさに「シカゴの四つ玉」の決定的な製品です。DPGシリーズですから、もちろん(Designed with Excellence― 素晴らしいデザイン Priced Economically― 驚きの低価格 Guaranteed Quality― 高品質を保証)なのは当然のことです。しかし、それだけではありません。従来、難しいとされたこのマジックに革命を起こし、どなたでも短期間にマスターすることを可能にした理由は、その滑らず、弾力がある素材にあります。この一見簡単に思える新素材のアイディアも、その開発は極めて困難でした。このマジックは、別名「ビリヤードボール」とも呼ばれるようにビリヤードに用いるボールのような輝く美しさが要求される上、2つの全く異なった形状であるボールと、ギミックのシェルが同一に見えることが不可欠です。もし、ボールにゴム系の素材を使った場合、シェルは別の素材を使わねばなりません。(今までもスポンジ、ゴム等の弾力のある材質を利用した「四つ玉」が驚くほど高価格で販売されたことがありましたが、残念ながら期待に応える製品は皆無でした)この製品の開発過程でも、初め製作したシェルはボール同様の輝きがなく、量産した数万個のシェル全てを廃棄して再挑戦したのです。このような試行錯誤の末、完成した製品は本当に素晴らしい出来映えとなりました。従来のボールで練習された方にとって、このボールはまるで手に吸い付く魔法のボールのように感じられることでしょう。また、この製品は、初心者の方はもちろん、プロマジシャンにとっての必需品になるでしょう。なぜならプロマジシャンにとって演技中にボールを落とすことは致命的ですが、その心配がなくなるばかりでなく、万一、落とした場合でも高くバウンドするため平然とリカバリーすることができるからです。ここでは、最もステージ映えのする直径50mmの「プロフェッショナル50(白)」・「プロフェッショナル50(赤)」をご紹介します。色は白の方が視覚的に大きく見えると言われていますが、演技する日の服装や場所に応じて白と赤を適宜選ぶとよいでしょう。製品は、全てボール4個にシェル2個が付いた本格派です。また、説明書は、故高木重朗氏に掲載許可をいただいたやさしくて効果的な手順に加え、「DPG シカゴの四つ玉」だからこそ挑戦したいという方のために、シェルを2個使用し、一気に4個に増やすウルトラテクニックも解説してあります。他にも、直径40mmの「プロフェッショナル40(白)」・「プロフェッショナル40(赤)」(
U121X)、直径45mmの「プロフェッショナル45(白)」・「プロフェッショナル45(赤)」(
U122X)とあらゆるニーズに対応できるサイズを取りそろえております。サイズは基本的にはご自分の手の大きさに合わせて選んでください。もちろん、大きいサイズを選べば、より演技映えします。また、お薦めしたいのは本番用の他に1クラス大きいサイズを用意して練習することです。その後、本番サイズのボールに切り替えることで、練習よりずっと楽に演技することができるからです。(写真は左から40mm、45mm、50mmです)