お正月や結婚式の披露宴、もしくは各種の祝い事に招かれたあなたは、A4版ほどの一冊の和本(厚さ12mm)を取り出してパラパラと繰って見せます。そして、全てのページが白紙であることを示します。そこで、本の上に「松」と描かれた紙を置き、パラパラと弾くと何も描かれていなかった各ページに全て「松」の文字が現れます。次に「松」の紙を「竹」と描かれた紙と置き換えると、今度は全て「竹」の文字が浮き出ます。最後に「竹」を「梅」の文字と置き換えると、本の中は全て「梅」の文字になってしまいます。現象のはっきりしたトリックで、しかも、本のページを弾くだけのやさしい動作で演じられ、準備も一切必要ありません。また、和本の各ページの裏面は鶴と亀をあしらったデザインのたいへん上品な作品に仕上げてあります。説明書にはどなたにも喜ばれる、祝いの席にピッタリの台詞の例(……代々伝わる祝い事になくてはならない大福帳で…「松」の紙がフワリと…)まで付いています。(類似の新デザインの製品に「DPG 激!松竹梅」(
P7923他)があります。)