マジシャンは、カラフルなパラソルを広げて(直径80cm)見せます。パラソルを畳んで、黒い布で周囲を縁取られた藺草(いぐさ)で編まれたマット(茣蓙(ござ)=80×56cm)で巻きます。次に、ロープに羽を巻いて作られた、カラフルな動物の尾のような8本のフェザーを見せます。そして、フェザーを「チェンジングバッグ」(
T5611他)に入れて魔法のジェスチャーをします。バッグを開くとパラソルの布が出てきます。バッグの中を改めますが、他には何も入っていません。そこで、巻いたマットからパラソルを取り出してみると、パラソルの布が無くなり、代わりにパラソルの8本の骨に、先ほどバッグに入れたフェザーが付いているのです。フェザーの付いたパラソルをマットの中に戻し、パラソルの布はバッグに入れます。再び魔法をかけると、バッグには8本のフェザーが戻り、マットを広げるとパラソルはマットの中で元の状態に戻っています。有名な「パラソルの交換」のトリックが、シルクではなくフェザーを使うことで、より華やかなマジックになりました。(「チェンジングバッグ」は別売)