マジシャンは右手に2本のスプーン(長さ15.5cm)を持って示します。そして、左手に1本のスプーンを渡します。するとどうでしょう。左手にスプーンを1本渡したのに、右手のスプーンが2本になっています。そこで、右手をちょっと振るとスプーンは1本に戻ります。と同時に左手のスプーンが2本に増えています。右手からスプーンが1本左手側に飛び移ってしまいました。今度は、左手を振るとスプーンが1本になり、右手のスプーンが2本になります。これを何度か繰り返しているうちに、スプーンは4本になってしまいます。スプーンに施されたトリックによって、この不思議でユーモラスな現象が、皆様にもほとんど練習無く演じられます。「形状記憶スプーン」(
M5172)、「曲がるスプーン」(
M5175)、「ねじれるスプーン」(
M5176)、「フォークになるスプーン」(
M5178)等、各種のスプーントリックと併用して演じてみるのもおもしろいでしょう。