マジシャンは、目に見えないタバコを1本口にくわえるジェスチャーをします。両手に何も持っていないことを見せてから、上着の内側から火の点いたマッチを取り出し、口を手で覆いながら見えないタバコに火を点けます。すると、両手の間から煙が立ち上り、手をどけるとそこには火の点いた本物のタバコがくわえられています。この「ファントムシガレット」は長年愛されてきた古典的なトリックですが、従来の方法ではマッチ箱を必要としていました。そこで、このトリックに改良を加え、上記のようにマッチ箱なしで演じられるようにしました。用具は2種類の小さなギミックで、これにタバコとマッチをセットするだけですぐに演じられます。見た目に比べてほとんど練習もいりません。シガレットマジックを演じる方は「シガレットプロダクション ギミック」(
M5337)・「スモーキングシガレット(7本組)」(
P3117)等の各種シガレットトリック共々、是非その手順に加えてほしい作品です。(写真のマッチ、タバコは付いていません)